ということで、OPCの将来について、これから少しずつでも書いていこうかと。
とりあえず現状のOPCを整理してみます。
現状のOPCはDCOMのカスタムインターフェイスとして、アプリケーション間のインターフェイスを規定したものです。このようなインターフェイスを規定するメリットとしては、異なるアプリケーション間でもこのインターフェイス規約(あるいは契約)を守ることで、相互接続性(インターオペィラビリティ)を確保することができます。デメリットとしては、ここではDCOMという特定のコンポーネントアーキテクチャに縛られてしまうため、他のプラットフォームや、コンポーネント技術たとえばJavaへの展開や、それらを使用したソフトウェアシステムとの相互接続性というのは失われます。また、コンポーネントアーキテクチャは永遠ではなく、賞味期限付きのものであるのでいつかは廃れてしまい、市場の中での影響力を失ってしまいます。つまり、特定のコンポーネントアーキテクチャに依存してしまうことによって、インターフェイス規約自身がそれと市場の中での寿命を同じにしてしまうのです。
そして今、DCOMの市場内、あるいはMSの中での位置づけが、相対的に下がりつつあり、従ってOPCの位置づけも下がりつつあると考えます。少なくともWindows上でのコンポーネントアーキテクチャが、DCOMから.net Frameworkに移行しつつるので現状のOPCではない何かが必要になっていると思います。
その何かが何であるのかを考えていこうと思います。
2003/08/13
2003/08/10
TechEdが終わったよ。
TechEdも終わったよ。今年のTechEdは2日間だけということもあってちょっと消化不良的な感じがする。とはいうものの、そこはTechEdということで、今回私がセッションを聞いた範囲でまとめておきましょう。
来年このYukon登場以降しばらくの間は、マイクロソフトにおけるアプリケーションプラットフォームはこのYukonになるだろう。YukonだけでWeb Serviceサーバを構築することが可能になる。Webサービス、あるいはドメインのサブシステムの単位では論理的な構成はともかく、物理的な構成はより集約型の構成になっていくだろう。
SOA,サービス指向アーキテクチャ。エンタープライズアプリケーションの構築は、オブジェクト指向に基づいた分散オブジェクトをベースにしたソフトウェアシステムから、サービス指向アーキテクチャによるWebサービスとそのオーケストレーションを中心としたソフトウェアシステム構築に移行していく。
SOAに関しては、自分の中でもう少し整理がついたらまた書いてみます。
Yukon
来年このYukon登場以降しばらくの間は、マイクロソフトにおけるアプリケーションプラットフォームはこのYukonになるだろう。YukonだけでWeb Serviceサーバを構築することが可能になる。Webサービス、あるいはドメインのサブシステムの単位では論理的な構成はともかく、物理的な構成はより集約型の構成になっていくだろう。
SOA
SOA,サービス指向アーキテクチャ。エンタープライズアプリケーションの構築は、オブジェクト指向に基づいた分散オブジェクトをベースにしたソフトウェアシステムから、サービス指向アーキテクチャによるWebサービスとそのオーケストレーションを中心としたソフトウェアシステム構築に移行していく。
SOAに関しては、自分の中でもう少し整理がついたらまた書いてみます。
2003/08/07
EDCが終わった。
昨日でEDCも終わり。Project2003 serverはエンタープライズレベルのプロジェクトマネージメント用のプラットフォームとしては十分なものになっていると思う。国内で普及できるかどうかは、実際のプロジェクトマネージャや経営層にどこまでプロジェクトマネージメントに対するリテラシーが存在するかだろう。しかし、うまく使えば、確実に社内リソースの有効活用が可能になる。
2003/08/04
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